日本産業推進機構:NSSK

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2023.06.08

  • 新規投資

タカギとNSSKの資本・業務提携に関する株式譲受の完了

日本産業推進機構グループ(東京都港区 代表:津坂純  www.nsskjapan.com、以下、「NSSK」といいます。)は、NSSKが管理またはサービス提供を行う投資事業有限責任組合及びExempted Limited Partnershipを通じて、株式会社タカギ(本社:福岡県北九州市 https://www.takagi.co.jp、以下、同社及びそのグループ会社を総称して「タカギ」といいます。)の株式譲受を行いましたので、お知らせいたします。

タカギは、1961年に創業され、1979年に現在の法人が設立された福岡県北九州市に本社を置く、浄水器・散水用品等の水廻り製品の製造・販売を行う企業です。主に、浄水器事業、散水事業、金型事業の3分野で事業展開を行っており、事業拠点は国内のみならず、ベトナムの製造拠点やオーストラリアに販売拠点を有しております。浄水器事業は、1999年に蛇口一体型浄水器「みず工房」を業界のパイオニアとして発売して以降、現在では新築マンションへの採用率が業界トップを誇るリーディングカンパニーとなっております。また、散水事業においても1980年に水の出方を5種類に変えられる散水ノズル「ノズルファイブ」の発売以降、散水用品市場を開拓し、お客様目線での新商品開発及び品揃えの豊富さにより、園芸散水用品の販売シェア国内No.1の地位を確立しております。金型事業については、自社で金型を製作できるケイパビリティを保有することで、浄水器及び散水事業においてスピーディーかつ柔軟にもの作りを行える体制を構築し、タカギのモノづくりを裏方から支えています。

ESGの観点でも、浄水器の使用は、環境への負荷の軽減が期待されます。使い捨てプラスチック容器の削減や物流負担の削減につながるため、サステナブルな社会の実現に資する製品だと考えております。

NSSKは、タカギがこれまでに築き上げてきた事業基盤を生かしつつ、独自の経営支援パッケージである「NVP」(NSSKバリューアップ・プログラム)、メンバーが培ってきた知見や国内外のネットワークを活用・提供することで、更なる売上成長を企図した新工場建設や業務効率化に繋がるシステム改修など積極的な設備投資の支援、マーケティング・営業戦略の立案支援、経営の見える化を含む経営管理手法の導入、ガバナンス・コンプライアンス体制の強化、コーポレート・フィロソフィーの浸透及びESG活動の推進等、現経営陣と共にタカギが次のステージに向けてさらに力強く成長するための施策の立案・実行をご支援させていただきます。なお、同社の経営陣は、従来通り会社の経営にあたり、NSSKはその事業パートナーとして支援を行います。

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